肉と野菜のどちらが大事か
肉は、野菜よりも重要性が高い。
その証拠に、人間は肉が大好きである。
本能レベルで、「肉さえ食べていれば、生き延びられる」とプログラムされている。
もし人間にとって野菜のほうが重要なら、もっと野菜好きでないとおかしい。
生存に有利な特徴を持った者が、生き残ったはずだからである。
実際、肉と米だけ食べていれば、野菜を食べなくても、とりあえず生きていける。
人間は雑食だが、肉食よりの雑食であると言える。
野菜が重要だと言われてきた理由
野菜は、放っておいたら食べない人が多い。
だからこそ、意識して食べることで、もっと健康になれる余地がある。
野菜を食べない人は、それが原因で病気になることもある。
「野菜を食べなさい」と言われるのは、そういう背景があると推測できる。
現代には、肉食をおろそかにする人がいる
それは、ヴィーガンである。この人たちの存在が話をややこしくしている。
これまでであれば、「野菜を食べろ」ということだけ指導すればよかった。
しかし、近年では「肉を食べろ」という当たり前のことまで指摘しないといけない。
人間は、思想によって、生物としてのバランスを破壊することがある。
人間はどうあがいても雑食である
肉だけでいいということもないし、野菜だけでいいということもない。
栄養が足りているとか、どうとかいう問題ではない。
栄養学で説明できることなど、生物界のごく一部に過ぎない。
確かなことは、人間が雑食であるという事実だ。
肉だけ食べるとか、野菜だけ食べるとかいう、謎の縛りプレイに意味はない。
人間は肉食でも、草食でもないのである。