音楽を聴きながら勉強するのはありなのか

聴かなくてもできるのが一番

この記事のスタンスとしては、「反対派」である。

脳のリソースを音楽に傾けると、目の前のタスクに当てる分が減る。
だから、音楽を聴かないで勉強ができるなら、そうするべきである。

どのくらい効率が悪くなるかは、鼻歌を歌いながら皿洗いをしてみると分かる。

歌った場合と歌わなかった場合で、時間を測って比べてみよう。
鼻歌は声に出さなくても、頭の中で流すだけでもいい。

雑音をかき消すために音楽を聴く

雑音をかき消すために、音楽を聴いているという人がいる。

周りの雑音が消えて、イヤホンから流れてくる音だけに統一されるので、結果的に脳みその消耗は小さくなるという理屈である。

この場合、勉強に集中すると、音楽は聞こえなくなるのだそうだ。

しかし、周りの雑音が気になるなら、自習室や図書館などに行った方がいい。
音楽を聴くのは、最終手段にしておこう。

聴くならシャッフルがいい

聴きたい曲を聴くとき、脳はそちらに意識を集中させてしまう。
思わず鼻歌を歌ってしまったら、もう集中は途切れている。

だから、音楽を聴くのであれば、ランダムにした方がいい。
シャッフル機能などを使って、次の曲を予想できないようにするのもいい。

あえて、そこまで聴きたくない音楽も混ぜることが重要である。

音楽に依存していないか

依存症は、「ほどほどに」「うまく付き合う」ことができなくなる病気である。

だから、アルコール依存の人は、一生、酒を飲むことを禁止される。
ちょっとでも飲んでしまうと、それが頭から離れなくなってしまうからだ。

これはスマホやゲームなどにも言えるし、音楽にも言える。
「少しだけならいいか」が堕落の始まりだ。

自分にそういう傾向があるという人は、気をつけよう。

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